広陵町議会 2021-12-21
令和 3年第4回定例会(第5号12月21日)
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第75号は、
委員長の
報告のとおり
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第75号は
原案のとおり可決されました。
次に、
日程3番、
議案第76号、
令和3年度
広陵町
一般会計補正予算(第10号)を
議題とします。
お諮りします。
議案第76号については、
会議規則第38条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第76号については、
委員会付託を省略することに決定しました。
本件について、
説明願います。
吉田総務部長!
○総務部長(吉田英史君) 失礼します。本日、追加
議案を上程させていただきます。
別冊で配付しております
議案書の1ページをお願いいたします。
議案第76号、
令和3年度
広陵町
一般会計補正予算(第10号)について御
説明申し上げます。
本件につきましては、子育て世帯への臨時特別給付金について、先行給付分5万円分に対しては専決処分して御承認をいただきましたが、
自治体の判断により年内に現金10万円の一括給付も可能とする国の指針を受けまして、急遽、追加で補正予算を提案させていただくものでございます。
補正額は、第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,530万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ148億270万7,000円とするものでございます。
10ページ、11ページの歳出をお願いいたします。
3款民生費で、子育て世帯臨時
特例給付事業として、追加分3億1,530万5,000円を計上しており、大部分は、一番下で子育て世帯臨時
特例給付金3億1,450万円となります。対象は、専決処分の
報告の際に御
説明申し上げましたが、保護者の所得が児童手当の本則給付の受給者と同等未満である世帯の子供となります。高校3年生までの子供たちで、6,290人分を見込んでおります。残りは、消耗品や郵便代等の事務費を計上させていただいております。
なお、給付に当たりましては、さきの専決分と合わせまして、1人10万円の現金給付を行わせていただきます。これら本補正の財源につきましては、全額国庫補助金を計上いたしております。
以上で、
一般会計補正予算(第10号)の
説明とさせていただきますので、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
吉村裕之君) これより、本件について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
坂野
議員!
○7番(坂野佳宏君) 今回、所得制限で漏れ落ちるというか、もらわれない人数と世帯数だけ教えてください。
○
議長(
吉村裕之君) 北橋福祉部長!
○福祉部長(北橋美智代君) 今、申請を必要としない方が約600人強になります。今、申請を必要とされる方については、今現在申請を受け付けさせていただいておりますので、その人数というのはちょっと把握できておらないという状況でございます。ただ、今申請を受けさせていただいていたりとか、一般的に約1割というふうに言われておりますので、
広陵町においても、約600人強というふうに把握をしております。ちょっと
広陵町のほう所得階層高い部分もございますので、700人弱というところで検討させていただいております。
○
議長(
吉村裕之君) ほかに
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第76号を
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第76号は
原案のとおり可決されました。
次に、
日程4番、
議員提出議案第9号、
選択的夫婦別姓制度の導入について議論を求める
意見書については、
谷議員から
提出され、所定の
賛成者があり、成立しておりますので、これより
議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(鎌田将二君) 朗読
○
議長(
吉村裕之君)
本案について、提案趣旨の
説明をお願いします。
谷議員!
○8番(谷
禎一君) それでは、
意見書の朗読をもって
提出とさせていただきます。
選択的夫婦別姓制度の導入について議論を求める
意見書。
平成30年2月に内閣府が公表した世論調査において、夫婦同姓も夫婦別姓も選べる選択的夫婦別氏(姓)制度の導入に賛成または容認すると答えた国民は66.9%であり、
反対の29.3%を大きく上回ったことが明らかになりました。
しかし、現行の民法では、婚姻時に夫婦のいずれか一方が姓を改めることと規定しています。このため、社会的な信用と実績を築いた人が望まない改姓をすることで、一部の資格証では旧姓の
使用が認められない、姓を維持するために法的な保障の少ない事実婚を選択せざるを得ないなどの事態が生じています。
政府は、旧姓の通称
使用の拡大の取組を進めていますが、ダブルネームを使い分ける負担の増加、社会的なダブルネーム管理コスト、個人識別の誤りのリスクやコストを増大させる等の問題も指摘されています。
さらに、平成27年12月の最高裁判決に引き続き、
令和3年6月の最高裁決定においても、夫婦同姓規定が合憲とされる一方、夫婦の氏に関する制度の在り方については、国会で論ぜられ、判断されるべきであるとされたところですが、依然として国会での議論は進んでいない状況です。
よって、国におかれては、
反対意見にも留意し、
選択的夫婦別姓制度の導入について積極的な議論を行うよう強く要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を
提出いたします。
令和3年12月21日 奈良県
広陵町議会
内閣総理大臣岸田文雄様、法務大臣古川禎久様
以上でございます。
○
議長(
吉村裕之君) これより、
本案について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
坂野
議員!
○7番(坂野佳宏君) 本
意見書に
反対の立場で
討論いたします。
総務
委員会で全会一致ってもうびっくりしましたんですけれども、私、この夫婦選択別姓、総選挙とかで議論されて、マスコミも取り上げられて、ブームみたいになっていますね。その後、私なりに勉強いたしまして、私の親しいもんにいろいろ聞きますと、誰一人そんなんほしくない、どっちでもいいという意見でございました。この
意見書については、
広陵町の住民さんが過半数あるような意向を調査の上で出されるんやったらいいんですが、日本全体のマスコミ世論に振り回されて、
広陵町議会も同調するいう形は、私は納得できませんので、
反対いたします。
○
議長(
吉村裕之君) ほかに
討論ありませんか。
千北
議員!
○3番(千北慎也君)
反対意見がございましたので、賛成の立場から
討論をさせていただきます。
今の
反対討論にもあったように、選択的夫婦別姓の導入については様々な議論があるところかと思われますが、この
選択的夫婦別姓制度と申しますのは、明治時代に法制化された伝統的な家制度の抜本的な改革を強く望むというものではなく、やはり旧姓をオフィシャルな氏として使いたい方が、その別姓を選択したいという人が選べない。外国人と結婚したときは別姓選べるにもかかわらず、日本人同士の場合は、例外なく同姓にしなければならないという点が最も問題だというふうに考えております。
旧姓併記での対応が可能だという意見もあるところかと思いますが、併記された旧姓には法的な効力が認められておりません。どういうことが起きるかというと、例えば、銀行口座や各種サービスの登録において、旧姓だということは示すことはできますけれども、その旧姓をサービスの登録時に使えるかどうか、あるいはそのまま継続できるかどうかというところは、やはりサービス提供者の判断にゆだねられているところでございます。やはり夫婦別姓を強制することに関しては課題が多いと思われますので、
選択的夫婦別姓制度の導入について、国においてしっかりと議論をしていただきたいと思いますので、
意見書の採択については賛成です。
以上です。
○
議長(
吉村裕之君) ほかに
討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(八尾春雄君) 賛成の立場で
討論をいたします。
千北
議員もしっかりと御意見を述べられましたので、重複するところは省きます。
それで、12月1日の
議会運営委員会で、共産党
議員団がこの
原案を
提出しましたところ、
議会運営委員会は、
総務文教委員会でよく審議をしてくれと、こういう決定になりまして、それで先ほど坂野
議員も御紹介があったように、そこで
総務文教委員会では、
委員会提案にしたいということになりました。ただし、文言の中身に一部容認できないものがあるので変えてほしいと、こういうことになったわけであります。提案者の私のほうで、その意見をとりまとめをしまして、一応の案を作って出しましたところ、そのことについてもさらに修正をしてほしいんだということで、
議員の中からいろんな意見が出ております。私は、
議会でこういう
意見書を決めるときに、こういう展開になったのは本当に久しぶりなんです。これはやっぱり提案者の私としては、抜本的なところが何か取り除かれたようで悔しい思いがしておりますが、逆にそこまで考えていなくても、立場が違っても、この問題については、やはり苦労しておられる方が自ら望むということであれば、同姓を望む方は自由にされたらいいわけだし、苦労しておられる方が別姓を選択できるということがやっぱりこの際大事なのではないか。
調べますと、国に対して、
令和元年には44本、
令和2年には58本、
令和3年には132本の
意見書が
提出をされているそうです。その中身は、この制度の導入を求めるという立場の
意見書が一つ、それから、議論を促進してほしいという
意見書が一つ、それから、法制化をしてくれという
意見書が一つあります。だからそれぞれ地方
議会も本当に悩みながらこの問題に向かい合っているわけでございまして、はやりのようなことだから、私らは
意見書を出したわけじゃなくて、現に困っておられる人があるんだから、その人たちをどうにかして救済をしたいと、こういう思いでございますので、賛成をいたします。
○
議長(
吉村裕之君) ほかに
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
本案については、
反対者がありますので、起立により
採決します。
議員提出議案第9号を
原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
吉村裕之君) 起立10名であり、賛成多数であります。
よって、
議員提出議案第9号は
原案のとおり可決されました。
次に、
日程5番、
議員提出議案第10号、
コロナ禍による
米価下落対策を求める
意見書については
八尾議員から
提出され、所定の
賛成者があり、成立しておりますので、これより
議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(鎌田将二君) 朗読
○
議長(
吉村裕之君)
本案について、提案趣旨の
説明をお願いします。
八尾議員!
○14番(八尾春雄君) それでは、
意見書の中身を読み上げます。
コロナ禍による
米価下落対策を求める
意見書。
食料品やガソリン・建材資材などの高騰が家計を圧迫する一方で、米価の下落が米農家を直撃しています。米価の下落は新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少が最大の要因であり、
コロナ禍は事実上の災害と言えます。奈良県農協の県産ヒノヒカリの買上げ価格は1俵(60キロ)1,800円下落の1万1,500円で昨年を上回る下落幅となり、50年近く前の米価となっています。
昨年のウンカ被害に続く米価の下落に対して、多くの米農家は、米価の暴落で機械も買い替えできないので、もう米作りを止める、あるいは、米作りを諦める人が集落で益々増えて放棄地だらけになるなど農家の営農意欲を減退させる米価暴落に危機感が広がっています。
コロナ禍による米の「過剰在庫」分は国が責任をもって市場から隔離すべきであり、その責任を米の生産農家や流通事業者に押し付けることは許されません。
今、政府による緊急買入れなどの特別な隔離対策が必要です。
コロナ禍というか大きくて経験したことのない危機的事態の中で、農業者の経営と地域の農業を守るため、次の事項について実現されるよう強く要望いたします。
記
1.
コロナ禍の需要減少による過剰米の在庫を政府が緊急に買い入れ、米の需給環境を改善し、米価下落に歯止めをかけること。
2.政府が買い上げた米を生活困窮者・学生などへの食糧支援で活用すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を
提出します。
令和3年12月21日 奈良県
広陵町議会
宛先は、衆議院
議長、参議院
議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、内閣官房長官の各位でございます。
少し
説明をいたします。
皆さんのお姿を見ておりますと、胸にSDGsのバッジを付けておられる方、それから役場の幹部
職員も付けておられる方があります。17項目のSDGsの目標の中の1番目と2番目には、貧困と飢餓の根絶と、国連が2030年に達成を目指すこの17項目のうちの二つが今回のこの貧困と飢餓の根絶ということになっております。
国連は、2018年12月に、農民の権利宣言を採択をいたしまして、家族農業の10年ということで位置付けて、小規模の家族農業の経営が持続可能になるようにしなければ、国際的な環境も守ることができないんだということを
訴えているわけであります。
今回、これに見られるように、
厚生建設委員会の議論の中でも、実は2人の米作りをしておられる
議員さんがおられまして、それで発言を聞いておりましたら、いや、安くて困っているけれども、何とか努力して、縁故米などで少し高めに買っていただいているんだと、こういうことがあるんですけれども、それが全ての農家に行き渡るわけではありませんし、人件費も出ないと。先祖から預かった土地を自分の代でほかの人に手放すというのも申し訳がないと、こういうことを言いながら、果たして自分の子供たちにこの家族農業を引き継いでいけるのかどうかということに大変不安な、そういう方の委員の御意見がございました。こういうときには、
コロナ禍で苦労しておられて、全国あちこちで食料品の応援ということで、以前は年越し派遣村などというようなこともありましたけれども、いろんなところでいろんな食糧を応援するから取りに来てくれと、こういうこともされているわけでございます。
そうして、米の値段をやっぱり買い支えていただかないと、再生産の意欲がわかないということです。私も北陸の、それも戦前の小作人の次男坊ということで生まれましたので、父親がどんな苦労してきたのかは重々分かっております。米だけでは暮らしていけないというので、男の子3人おりましたけれども、誰も農業を継がないという選択をせざるを得なかったということで、こういうことになっているわけであります。私自身の問題でもあるなと、こういうふうに思っているわけです。
いろいろお立場もありましょうけれども、ミニマムアクセス米を中止してもらえないかということを最初は入れていたんですけれども、御意見でこれは取ってほしいと。国際的な約束はやっぱり果たす必要があるんじゃないかと。分かりましたと、それじゃあ、いさぎよく取りましょうということで取っております。妥協をしておりますので、ぜひそこらあたりもくみ取っていただいて、御賛成をいただきますようによろしくお願いをして、提案としています。よろしく。
○
議長(
吉村裕之君) これより、
本案について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
堀川
議員!
○2番(堀川季延君) 今、
意見書の中でるる
説明もいただきました。納得できるところもあるんですけれども、この
意見書の
内容につきまして、
反対の立場で
討論させていただきます。
全国的に農家の高齢化、後継者不足は深刻な問題でありまして、次の世代につながらない投資はしないといった考え方から、米作りも止めようという思いの人が増えているのは確かだと思います。ただ、平成16年の食糧法改正により、米流通が完全に自由化され、売り手・買い手が入札取引きから相対取引きへ施行が変わり、個人で米販売の販路を拡大しておられる農家も多く見られ、奈良県農協への買取り価格を上回る価格で販売される方も多いようでございます。
意見書の
内容は、単に米価を上げる政策を望んでいる一方、この2番目では、社会的弱者の存在を持ち出し、関連付けて米価を上げようとしているようにも読み取れます。日本では230万トンの米の在庫がありますが、一つには、人口の減少や高齢者の食の多様化、いわゆる小麦粉を使ったような麺類であったり、そういった食料に高齢者の人は少し変わってきているようにも思います。なども影響し、ますます消費の減につながっています。米価を単に上げようとするとかえって消費者への経済的負担にもつながり、痛しかゆしの状況で、より米離れが加速することになります。現在、奈良県の奨励米ヒノヒカリは、60キログラムで1万1,500円の買取り価格に対して、1万5,000円から1万6,000円で販売されている農家の方も、私もそうなんですけれども、おられるようでございます。
ちなみに、平成27年の買取り価格は1万1,100円でございました。以降、4年連続で価格が上昇し、
令和元年には1万4,500円となっております。過去の動向からだけで今後の米価格の下げ止まりは予測できませんけれども、稲作農家にとって、どういった政策を期待しているのか、
提出議員が真に見極められた上で
意見書の
提出を望むのであり、この
意見書には
反対といたします。
○
議長(
吉村裕之君) ほかに
討論ありませんか。
山田
議員!
○4番(山田美津代君) 賛成の立場で
討論いたします。
堀川
議員は、お米農家としての立場で言われておられますけれども、この
意見書には、過剰米の在庫を政府が緊急に買い入れて需給環境を改善して、下落に歯止めをかけることと、そして2番目には、買い上げたお米を生活困窮者、学生などへの食糧支援で活用することとなっています。私は、この2番目のこの活用がすごく大事ではないかと思って、そのことを主に
討論させていただきたいと思います。
コロナ禍の下で1日1食に切り詰めるなど、食べたくても食べられない人たちが今増えているんです。それは皆さんお分かりやと思うんです。国と
自治体、フードバンクや子ども食堂など、官民合わせた食糧支援が今切実に求められていると思います。ところが、今年6月に公表された消費者庁の委託調査で、日本の食糧支援対策の並外れた貧弱さが浮き彫りになっています。同庁の諸外国における食品の寄附の実態等に関する調査によると、フードバンクへの食品の寄附量は、アメリカの739万トンに対し、日本は2,850トンで、わずか0.4%に過ぎません。このフードバンクというのは、寄附された食品を独り親世帯、シングルマザーなどや高齢者世帯、障害のある方など生活困窮者に無償で届ける活動を行っています。50年前にアメリカで誕生して、日本では20年前に活動がスタートしました。アメリカやフランスでは、フードバンクが集める食品のうち、約3割が政府の提供によるものです。また食品の寄附に対する税制優遇も
運営費に対する助成も充実をしています。こういう公的支援を伴う恒久的な食糧支援制度がないのは日本だけなんです。
農水省が2010年の
報告書で、日本においても余剰農産物等をフードバンクに回すことができるような仕組みづくりについて検討の余地があると指摘をしています。今この過剰在庫分を、こういう今本当に毎日食べるものに困っておられる、私たち日本共産党が発行している赤旗新聞には毎日のようにいろいろそういうフードバンク、食糧支援に学生さんたちがたくさん来られて、もう本当にお米とか白菜とか、いろんなものを頂いて助かっている、そういう声が毎日載っていますし、ほかの新聞も多分載っていると思うんですけれども、そういうために、この過剰米を政府が緊急に買い入れて食糧支援で活用すること、このことが載っている、この
意見書は本当に今可決していただくことが大事ではないかなと思いますので、賛成といたします。
○
議長(
吉村裕之君) ほかに
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
吉村裕之君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
本案について、
反対者がありますので、起立により
採決します。
議員提出議案第10号を
原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
吉村裕之君) 起立3名であり、少数であります。
よって、
議員提出議案第10号は否決されました。
しばらく休憩します。
(A.M.11:07休憩)
(A.M.11:08再開)
○
議長(
吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。
堀川
議員!
○2番(堀川季延君) 失礼いたしました。御指摘の中で、平成16年の食糧法改正によりという一文の中で、売り手・買い手が入札取引きから相対(そうたい)取引きへ施行が変わるという表現をいたしましたが、入札取引きから相対(あいたい)取引きへの施行が変わるということで、表現を訂正いたしたいと思います。
○
議長(
吉村裕之君) 以上で、本日の
議事日程は全て終了しましたので、これで
会議を閉じます。
本
定例会に付議されました事件は、全て終了しました。
令和3年第4回
定例会は、これにて閉会します。
(A.M.11:09閉会)
以上、
会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
令和3年12月21日
広陵町議会議長 吉 村 裕 之
署名
議員 山 田 美津代
署名
議員 笹 井 由 明...